忙しい美容師に伝えたい!休みの日の疲れが取れる遊び方
美容師の仕事は毎日忙しくて、休みの日は疲れを取るためにひたすら寝ている!なんて方いませんでしょうか?
休みだからこそ寝て疲れを取りたい。という気持ちすごくわかるのですが、実は逆に疲れが取れにくくなることをご存知でしょうか?
ここでは、忙しい美容師さんのために、休みの日に疲れが効果的に取れる方法をお伝えしたいと思います。
疲れが取れにくい5つの原因
人間の身体はよくできており、疲れが何日もたまり続けるということは、よほどの理由がない限あまりありません。 要するに、疲れが残ると感じている方は、疲れの取れにくい生活をしていることに他なりません。
1、代謝の低下
人間の身体は、小難しいことをいうと、破壊と再生(細胞分裂)を繰り返しています。 新陳代謝が低下することにより、汗をかきにくくなったり、痩せにくくなるだけでなく、身体の回復力も低下していきます。
代謝を簡単に上げるには、基礎体温を上げる行動を行うのが手っ取り早く、適度に運動をしたり、お風呂に入る際は湯船につかるなどを行うと基礎体温上がり、代謝がよくなります。
2、寝不足
美容師さんでも特にアシスタントさんは、朝早くから夜遅くまで働いてクタクタになっている人も多いと思います。 そのため、十分な睡眠がとれていない方も多いかもしれません。
ただ睡眠は、身体の疲れと脳の疲れを取るために、非常に大切です。寝不足になると判断力の低下を起こし、仕事の効率が下がることはよく知られていますね。
寝不足で生産性が落ちることにより、ストレスも溜まりやすくなるので、よく寝た時よりも疲れにくい状態を保つことができると言えます。
3、いつも以上に寝すぎる
人間の身体には体内時計がセットされており、規則正しい生活を送ることで、疲れがとれやすくなります。 ただ、休みだからと長時間寝ると体内時計が崩れることにより、夜寝つきにくくなったり、その日の睡眠の質が落ちてしまうので、より疲れがとれにくくなります。
いつも通りの時間に起きて、いつもと同じ時間に寝るようにすることで、体内時計がしっかりとセットされ、睡眠の質が上がるので、しっかりと身体と脳の疲れが取れやすくなります。
4、食事の栄養の偏り
今の日本で栄養不足になるということはなかなか考えられませんが、夜が遅くなることにより食事に偏りが出ることで疲労が取れにくくなると言われています。
例えば、一人暮らしの場合にあまり摂取しなくなる大豆や魚などの豊富なタンパク源、疲労回復に効果的と言われているビタミンB1を多く含む食材もあまり食べない傾向にあります。
どうしてもコンビニ弁当ばかりになってしまう場合は、サプリメントで補うことも一つですね。 また美容師の手荒れは、食生活を見直すことで、治る方も多いようです。疲れが溜まっていて手荒れもある!と言う方はぜひバランスの良い食事を心がけてみてください。
5、ストレスが多い
現代社会においてストレスは切っても切り離せないものですよね。 ただストレスをためすぎることで、身体や脳の疲労とは別の心的疲労により、体も脳も疲れやすくなります。
誰もがストレスをためたくはないと思いますが、意識的にストレスを少しづつ取ることで、肉体的にも精神的にも疲れにくい環境が出来上がります。
疲れが取れる5つの遊び方(過ごし方)
ではここから、具体的に疲れの取れやすい休みの遊び方や過ごし方をご紹介したいと思います!
1、スタミナをつけるために!と脂肪の多い肉や鰻は避ける!?
スタミナがつく食べ物!と言うと焼肉や鰻なんて思う方は多いと思います。 実際に栄養価も高く、スタミナがつく食事ではあるのですが、お肉や鰻は脂肪分が多いため、内臓に負担がかかるので、実際のところは疲れが出やすい食事でもあります。
ちなみに疲労回復にお薦めのお肉は、鶏ムネ肉・豚もも肉・ラム肉です。 せっかくの休みだから、豪華な食事を!なんて思いますが、脂身の多いお肉よりも、内臓に負担をかけにくい、鶏胸肉・豚もも肉・ラム肉と野菜をしっかりと摂るようにして、内臓の負担をできる限り下げてくださいね!
2、カラオケでやスポーツで適度に発散する
学生時代はカラオケによく行っていた!という人でも、年々カラオケに行く機会は減ると思いますが、ストレス発散にはもってこいの遊び方なんです!
また、スポーツで適度に肉体的な疲労状態を作ることで、その日の睡眠の質が上がります。何よりも、汗をかくことによりストレス発散になる人もいます。
ただ、過度な疲労をまねくスポーツは、1日で疲れが抜けにくかったり、筋肉痛により仕事のパフォーマンスを下げてしまうことにもなります。 だからこそ、スポーツは適度に行うのが理想的なのです。
3、炭酸ガスが溶け込んでいる温泉にいく
炭酸ガスが溶け込んでいる泉質の温泉は疲労回復にもってこいです! 特に湯温38℃〜40℃の温泉は、ゆっくりと浸かることができ、体の汚れを取り除きながら毛細血管を拡張させ血行促進効果があります。
ヘッドスパでも炭酸ガスを使ったものは、頭皮の毛穴の奥の汚れが落ちやすいように、皮膚全てにおいて効果的なんです。 また、温泉は癒しも期待できるので、心の疲れも肉体的な疲れも両方とも癒すことができます!
4、お酒を少し飲む
休みの前日に飲みに行くことはあっても、翌日が仕事だとなかなか飲みに行くことは減ると思います。 しかし、疲れをためにくい遊び方としてお酒を飲むのは非常に効果的です。
とは言っても、あまり飲みすぎるのは禁物で、体を冷やすビールよりも日本酒のような体を温めるお酒をたしなむ程度に飲むことで代謝がよくなります。
少量のお酒は薬になると言われるように、非常に体にとって良い飲み物です。ただ内臓に負担のかかるような飲み方をすると帰って飲み疲れを起こすので、疲れが取れるどころか溜まる結果になります。
また、酔ってからの睡眠は、熟睡しているようで、アルコールの分解に疲労回復に必要な栄養素が取られるため、疲労がなかなか取れません。 ただ、少しのお酒を寝る前もしくは遊びに行った際に飲むのは、体にとって非常に良いことなのです!
5、目に優しい緑の多い山にいく
美容師だけでなく、現代人はスマートフォンやパソコンで目を酷使しているので、眼精疲労から体に疲労を感じることがあります。そのため、目の疲れを取り除くことが体の疲れを取ることに繋がるとも言われています。
そこで、パソコンやスマホをあまり使わない環境かつ、目に優しい緑の多い山にいくことで、目に負担をかけずに遊ぶことができるようになります。
また都会ではなかなか遠くを見ることができませんが、山へ行くと景色を見るようになったりと必然的に遠くを見るようになるので、目の負担が減り、疲れ目の方は視力回復効果もあるかもしれません。
春は山の中でキャンプ、夏は山の中でバーベキュー、冬はスノーボードなど、山はなんだかんだで一年中遊ぶことができるのでオススメです。
まとめ
疲れを取るためには、下記の3つが大切です。
○良質な睡眠を取る
○バランスの良い食生活を送る
○ストレスを溜め込まない
良質な睡眠を取るためには、適度な運動・規則正しい生活も必要になってきます。また寝る前にスマホやパソコンを触らないということも大切なポイントです。
働いている限り、疲れないということはないので、効果的に疲れを取れる方法を知り、美容師の仕事を頑張りながら、適度に発散して充実した美容師ライフを送ってくださいね!