嫌いな美容師の特徴&エピソード8選!NGな態度や発言・施術など徹底紹介
今回はお客様の声をもとに「嫌いな美容師に当てはまる特徴・エピソード」について、徹底紹介します。
「自分は大丈夫はなず」と思っていても、実は知らず知らずのうちにお客様に不快な思いをさせてしまい、失客や悪い口コミの獲得に繋がっているかもしれません。
「もっとお客様から好感度の高いスタイリストを目指したい」という美容師さんはもちろん、「美容師の接客にモヤモヤした経験がある」「美容師の対応に腹が立った」という一般の方も、ぜひご一読いただければ嬉しいです。
こんな美容師は嫌い!不快だった美容師の特徴8選
普段、何気なくやっている接客や態度も、実は知らず知らずのうちにお客様を不快な気持ちにさせているかもしれません。
まずはお客様の本音から集計した「こんな美容師は嫌いだ・苦手」という特徴について見ていきましょう。
1.嫌がっているのに、延々と会話を続けてくる
実は今回の調査で最も「苦手」という意見が多かったのが「話したくないのに、無視して話しかけてくる」という美容師さん。
「沈黙は良くない」「トークでお客様と仲良くなりたい・楽しませたい」という思いは、実は美容師さん側のエゴに過ぎないかもしれません。
接客時はお客様の様子をうかがいながら、空気を読んだ対応をすることが大切です。
美容師ってプライベートな質問をかなりしてきますが、コミュニケーションをとるためだとは分かるのですが、正直うざいです。
(女性 ヤフー知恵袋より)
話しかける美容師って、はっきり言ってうざいと思ったりするんです。 話したい人は話してたらいいけど、私は美容師さんと話したくて美容院にきてる訳ではないし。
返す言葉を素っ気なくしても話しかけてくるので、出来るだけ雑誌を読んだりするのですが、それでもその雑誌の内容を見て「それいいですよねー」 とか話しかけてきて、マジで切れそうになります。
明らかに話したくないオーラを出してるお客さんにも話しかける風土、おかしくないですか?
(女性 ヤフー知恵袋より)
2.タメ口を平気で使う、言葉遣いが悪い
「初対面で急にタメ口を使ってくる」「会話が馴れ馴れしい」「基本的なマナーがなっていない」等、態度の悪さが原因で不快な思いをさせている美容師さんもいらっしゃいます。
最低限の敬語や挨拶が守れない場合、どれだけ技術力が高くてもお客様から敬遠されてしまうため要注意です。
先程美容院に行き、途中から入ってきた美容師がとても上から目線でした。
まず「髪どうなりたいの?」とタメ口でいきなり聞かれて「綺麗になりたいです」と答えると「うん、それは知ってるけど」と偉そうに言われました。
また「今まで美容師に髪について相談してこんかったの? してたらここまでひどくならんよ」「(髪の専門的な説明をしたあとに)言ってることわかる?」などと言われ。
偉そうな言葉遣いや態度に腹を立て、不機嫌な顔をしていると「何にそんなに迷ってんの?なにに悩んでるかわからん」とも言われました。
(女性 ヤフー知恵袋より)
この美容師は、私をお客様と思ってるのか謎で、扱いが雑に感じます。
私が来店しても『いらっしゃいませ』も言わないで「おはよう!」です。帰るときも、私がありがとうって言ってるのに相手は「次は二ヶ月後くらいだね~バイバイ~」で終わりです。
何かおかしくありませんか?最近少し腹が立ってきて、美容室変えようかと悩んでいます。
(女性 ヤフー知恵袋より)
3.プライベートなことを平然と質問してくる
無意識のうちにデリカシーのない質問をして、お客様を不快な気持ちにさせている美容師さんも少なくないようです。
特に「結婚や家庭」「住まい」「就職」などのテーマは、お客様にとって触れられたくないセンシティブなテーマであることも多いため、初対面ではなるべく話題にしないのが無難でしょう。
美容院自体は好きなんですが、美容師の接客が大嫌いです。
学生の頃には「部活は何してるの?」「恋人できた?」「好きな人いる?」等々の鬱陶しい質問ばかりされ、社会人になったらなったで「今日はお仕事お休みですか?」「どこで働いてるんですか?」「結婚してます?」「恋人います?」等々。
プライベートの話を無神経にズケズケと聞いてくるのが心底うざいです。
(女性 ヤフー知恵袋より)
初めて行った美容師の会話が不快でした。個人的なことを聞かれるのがすごく嫌です。特に就職活動が上手くいってないから放っておいてほしいです。
「いつから〇〇市に住んでいるんですか?」→全く髪に関係ない
「仕事は何してるんですか?」→放っておいて
「いつ再就職するんですか?」→その話題したくない
「何歳なんですか?」→見た目で適当に判断して!聞かないで!
仕方ないから、はぐらかしつつ答えましたけど。
(男性 ヤフー知恵袋より)
4.驚くほど技術力が低い
シンプルですが「施術が下手」な美容師さんもお客様からは信頼されません。
仮に自分の技術力ではお客様の要望を満たせない場合、着手前にできないことを素直に伝える方が、結果的にお客様のためにもなり自身の評価を守ることにも繋がります。
美容師にカットを失敗されました。失敗されたと言うかめっちゃ短く切られました。
顔周りの髪もおかしくされたし、腹が立って泣いてしまうくらい嫌です。
今年から受験生なのに髪の毛のせいで何も出来ません。ほんとに最悪です。
(女性 ヤフー知恵袋より)
先日美容院に行ったのですが、カラーをする前「ちょっとすこうか?」と言われ、長さはあまり変えて欲しくなかったのですが「タダでやってもらえるなら」とお願いしました。
馬鹿な選択をしてしまいました。
今月からスタイリストになられた方だったので不安はありましたが案の定、ちょっとすくどころか胸下までの髪が肩下まで切られ、おまけに髪はガタガタで長さがバラバラでした。
途中で切りすぎじゃ?と思いましたが言えずにかなりの量を切られ、本人は満足していたように見えますがどうみても変なのです。
ロングの毛先揃える髪型が好きだったのに真反対にされ、ショックでもうショートにするかエクステつけるか迷っています。
(女性 ヤフー知恵袋より)
5.自分の非を認めない・謝罪しない
プライドが高いのか、あるいは他責思考なのか。どれだけ自分に非があったとしても「謝罪できない」「非が認められない」残念な美容師さんもいらっしゃいます。
いつも利用していた美容室で縮毛矯正をあてたら、チリチリになって所々髪の毛がちぎれたようになってしまいました。長年、縮毛矯正をあてていますが、こんなになったのははじめてす。
美容師さんに伝えると「信頼できる薬液を使ってますし、自信持ってます。来店された時に髪の毛が傷んでる印象を受けたので、髪のダメージによるものだと思います」と言われました。
仕方ないので、自分でチリチリの部分をハサミで切ってトリートメントしてケアしてきました。なぜ自分の主張ばかりしてきて、むしろ私が悪いみたいな言い方されるのか分かりません。
(女性 ヤフー知恵袋より)
6.めちゃくちゃ待たされる
予約していただいたにも関わらず長時間待たせてしまうことも、お客様に不信感を抱かれてしまう1要因となります。
予約をして美容院に行ったのですが、1時間半近く待たされました。
シャンプーをしてもらって待っていたため「日を改めて予約を入れなおしましょうか」と言い出しづらくなり、そのまま待っていたのですが、だんだん腹が立ってきました。
担当の美容師さんにかなり強い口調で「予約を入れてあったこと」「さすがに待たせすぎであること」を伝え、結局パーマをかけずに帰ってきてしまいした。
(女性 ヤフー知恵袋より)
7.見下したような態度・発言をする
稀に「自身の人気や技術レベルが高い」ことに胡坐(あぐら)をかいて、上から目線の態度や発言をしてしまう「痛い美容師さん」もいらっしゃいます。
またお客さんによって対応の質や接客態度をコロコロ変える行為も、嫌われる原因になりやすいため要注意です。
先日行った美容室での対応に未だに腹が立っているので、ちょっとグチらせてください。
・社会人ですが、一度も染めたことがないのを知ると見下したような対応(聞かれたので答えただけです)。
・以前住んでた場所がいいところだったと言ったら、あの辺は治安悪いよね〜と。
・切り終わった後、完成しました!だけで、手直ししてほしいところは聞いてくれない(帰ってから見たら、切らないでと伝えたところも切られていた)。
・ストパーは掛けたくないと伝えているのに、デジタルパーマなど他の施術の宣伝を何度もする。
全部否定してきたので、とても気分の悪い時間でした。
(女性 ヤフー知恵袋より)
8.要望を無視した施術をする
意外と多いのが、お客様の希望をきちんと聞かず「自分のイメージだけで施術してしまう」という美容師さんです。
自分ではお客様の要望を守っているつもりでも、実は無意識に「自分よがりの施術」をしている場合もあるため要注意です。
今日、カットしに美容室に行ったのですが、カットの内容があまりにひどすぎて担当美容師に対する怒りが治まりません。殺意が沸くほどです。
というのも、要所要所の長さ、イメージ、全てを無視したカットをされたからです。
総合的には「全体の長さは変えずに量を減らす」といった内容だったのに、いきなりハサミでジョキジョキ、結果的に伝えた長さより3センチ以上も短いスカスカスタイルに。
いきなり思いっきり切り出した時から「ちょっと待て!」とストップをかけ、注文を再度伝えてもそのまま続行。それから何度伝えても「はいはい♪」という返事だけ。ほんと返事だけ。
結果をみて唖然とした自分に美容師が一言「だって短いほうがいいじゃないですかー^^」と。慣れ親しんだ店と美容師さんでしたが、そこでぶちギレて、罵詈雑言浴びせてそのまま帰宅しました。
(女性 ヤフー知恵袋より)
以上、お客様に敬遠されてしまう「嫌な美容師の特徴」でした。
内容をまとめると
・自分の希望を無視した接客や施術をする
・失礼な態度・言動をする
・美容師としての技術が伴っていない
この3要素に合致してしまうと、お客様の不快感をあおり嫌われてしまうということがわかります。
次章ではこういった「改善点」を踏まえ、どういった美容師がお客様から好まれるのかについて見ていきましょう。
顧客が好感を抱く美容師の特徴とは?
折角、美容師という仕事を通じてお客様に関わるのであれば「気持ちよく接客を受けてもらえる」「信頼して施術を任せてもらえる」ような、好感度の高い美容師を目指したいところです。
顧客が「嬉しい」「こんな人に担当を任せたい」と思えるような、印象の良い美容師の特徴について見ていきましょう。
1.似合う施術を自ら提案してくれる
人生初外ハネにしたら
わたし可愛い♡ってなって自己肯定感爆上がりなんだけど😍提案してくれた美容師さんに感謝✨✂️
— まぁこ (@hanabanalife) May 23, 2022
自分の発想になかった施術を美容師の知見から提案し、魅力的に仕上げてくれるスタイリストは、お客様からも信頼を持たれやすいです。
案外、自分がどんな髪色や髪型が似合うかをお客様は知らないため、客観的な視点から「気づき」をあげることを意識して接客してみてはいかがでしょうか。
ただし「相手の意向を無視する」のは違うため、あくまで「お客様の意見を尊重しながら」提案することが前提です。
2.気持ちをくんだ接客をする
今日行った美容院、予約フォームで「静かな接客がいい」って欄にチェックつけたからか、美容師さん一言も雑談振ってこなくて最高だった。コロナ対策もバッチリで、こんな感じでお願いしますってスマホの画面見せておしまい!めちゃくちゃさっぱりしたー!お風呂で頭洗うの楽!乾かすの楽!!嬉しいー! pic.twitter.com/tK59x7HSPw
— 藍色カエル💉💉💉 (@aiirokaeru) April 8, 2022
リラックスしてマイペースに過ごしたい方なのか、美容師さんに自分の話を聞いてほしい方なのか。お客様によって美容師に求める接客・サロンで希望する過ごし方は異なります。
「沈黙は気まずい」「自分を売り込みたい」という気持ちを度外視し、お客様の意向を尊重した接客ができる美容師は好まれやすい傾向にあります。
3.希望どおりに施術してくれる
自分の要望をうまく汲み取って再現してくれる美容師さんは、お客様からも信頼も得やすくリピーターの獲得にも繋がります。
そのためには、まずお客様へのカウンセリング・傾聴に意識を向けること、そしてお客様の頭の中のイメージを1つ1つ言語化しイメージに相違がないかを確認する心がけが大切です。
4.たくさん褒めてくれる
美容院で日頃使っているシャンプーとトリートメント、乾かし方、手入れの仕方を聞かれたので答えたら「完璧です」「しっかりしたの使ってますね」「天才じゃないですか」「それだけやってもらえると美容師としても嬉しいです」「人は360回くらいは家で髪を洗うので」と言われた
接客が完璧だった— モザイクエンペラー (@mozaikuemperor) May 2, 2022
「仕上がり」はもちろん、その日の服装やメイク・考え方にいたるまで、お客様のことをさり気なく褒められる美容師さんは、好感を抱かれやすい特徴があります。
多くの人は基本的に褒められて悪い気はしないものです。接客時は「お客様の良いところを見つけて言葉にすること」を意識して、施術に臨んでみてはいかがでしょうか。
5.オススメしないときはちゃんと止めてくれる
たとえお客様が希望されても、今やるべきではない施術・おすすめできない施術であれば、きっぱり「すべきでない」と言えることも、お客様から評価されるポイントに繋がります。
その場しのぎで意向を飲んだとしても、結果がともわなければ最終的にお客様をガッカリしてしまいますし、自分の評価を下げることにも繋がります。
経験不足で「NO」という自信が持てない場合も、先輩のスタイリストに相談するなど「お客様ファースト」を心がけた対応が重要です。
6.一方的に話すだけでなく聞き上手
そしてお世話になった美容師さんがすごい聞き上手なのです…今回テンション4割増くらいで私が話してたけどめっちゃ楽しかったし最強に可愛くして下さるの本当感謝………
— あかぽん🌸赤いcrew (@akapon_sakura) March 21, 2022
美容室に限らず、人は基本的に話を聞いてもらった方が「楽しい」と感じるもの。トーク上手であることも大切ですが、それ以上に自分の話を傾聴・共感してくれる美容師さんはお客様から好かれます。
イメージとしては「7:3」の割合で、自分は聞き手にまわることを意識するのがおすすめです。
以上、好感度の高い美容師さんの特徴6選でした。該当する内容はありましたか?
「なるほど」と思ったものは取り入れながら、「当てはまる」と感じられたものは今後も継続して、ぜひお客様から今以上に好かれる美容師さんを目指していただければと思います。
まとめ
仮に美容師へ「負」の感情を抱いたとしても、お客様の方から「実はあの対応が嫌だったんだ」と教えてくださることはほとんどありません。普段の業務から「お客様を不快にする対応をしていないか」、自らアンテナを張っておくことが大切です。
今回の記事をみて「自分も少なからず当てはまるかも……」と感じた方は、ぜひ内容を参考に接客態度や態度・施術の仕方などを改善していただければ幸いです。
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