【現役美容師さんに聞く】何にプレッシャーを感じる？対処法もご紹介

「美容師さんはどのようなプレッシャーがあるのだろう？」
「プレッシャーを感じた時、美容師としてどのように対処すべきかわからない」

 

とお悩みの方へ。

 

美容師さんだけでなく、お仕事ではプレッシャーを感じるケースも多いものです。

 

“プレッシャー”というと辛くてマイナスなイメージを抱きがちですが、このプレッシャーに上手く対処することができれば、自分の成長の糧となります。

 

今回はプレッシャーに感じることや対処法について、現役美容師さんに聞いたアンケート結果をご紹介します。

 

今プレッシャーを抱えているなら、ぜひ最後までお読みください。

現役美容師さんがプレッシャーを感じること

【現役美容師さんに聞く】何にプレッシャーを感じる？対処法もご紹介

 

現役美容師さんがプレッシャーに感じていることを聞いた結果、以下に関する回答をいただきました。

 

・お客様に関すること
・売上やレッスンなどで立てた目標に対して
・店舗内での人間関係

 

美容師さんが抱くプレッシャーについては、その美容師さんの役職や立場が大きな影響を与えています。
それぞれについて、順番に解説します。

 

お客様に関すること

● 施術が終わった後、お客様が気に入っているか気になります。（スタイリスト）
● 後の予約が詰まっている中、なかなかメニューが決まらず時間の戦いになるとプレッシャーを感じます。（女性）
● お客様から、自分が苦手なスタイルを要望された時です。「上手くできるかな？」と内心不安になります。（スタイリスト）
● お客様の方が知識が多かった時、美容師としてプレッシャーを感じます。（経営者）

現役美容師さんにプレッシャーを感じることについてアンケートを取ったところ、お客様に関することという回答が最多でした。

 

美容師さんは直接お客様の髪を施術するため、反応をリアルタイムに、かつダイレクトに受け取ることになります。

 

不満や気に入っていないような反応だったらどうしよう……と不安を抱く美容師さんが多いようです。

 

また練習を積んだ美容師さんでも、苦手なスタイルや施術はあるものです。
苦手な技術でオーダーが入ると、プレッシャーを感じるのも無理はありません。

 

売上やレッスンなどで立てた目標に対して

● 売上に対するプレッシャーは常に感じています。スタッフの生活を守るためにも、売上は落とせません。（経営者）
● レッスンで他のスタッフと差が出てしまったとき、プレッシャーを感じます。（スタイリスト）
● 目標達成が遠い時にプレッシャーを感じます。（経営者）

経営者として美容室を運営している美容師さんは、売上や数字にプレッシャーを感じることが多いようです。

 

経営者となれば、雇用されている時のように収入の安定がありません。
スタッフを雇っている場合は、給与などの支払いもあるので嫌でも売上や利益を重視するようになります。

 

スタイリストさんでは、レッスンにおいて自分の実力不足を感じてプレッシャーを感じてしまうようです。

 

技術や経験が重視される美容師さんという職業では、業務の傍らでレッスンに励み、腕を磨く姿勢が求められます。

 

店舗内での人間関係

 

店舗内での人間関係についてプレッシャーを感じることがあるかアンケートを取ったところ、約28％の方が「はい」と回答しました。

 

「はい」と回答した方はプレッシャーを感じることについて、以下のように回答しています。

● 大小関係なく、人間関係のプレッシャーは常に感じています。（男性）
● 苦手な人が横柄な態度で接している時、プレッシャーを感じます。（経営者）

美容師さんに限らず、毎日一緒に働く相手には多かれ少なかれ不満やプレッシャーを感じることもあるでしょう。

 

店舗内での人間関係は働きやすさに直結しますから、どのように対処すべきか、その最適な方法を考えることが重要です。

 

経営者としてスタッフを引っ張る立場の美容師さんになっても、部下との付き合い方に悩むこともあるようです。

プレッシャーを感じて苦しくなった時の対処法

【現役美容師さんに聞く】何にプレッシャーを感じる？対処法もご紹介

 

現役美容師さんがプレッシャーを感じて苦しくなった時、以下のように対処しているという回答をいただきました。

 

・考え込まずにやるべきことをやる
・気持ちを切り替えて自分を奮い立たせる

 

それぞれの回答について、順番に解説します。

 

考え込まずにやるべきことをやる

● やるべきことを書きだし、できたら消去しています。あとは自分自身の技術向上のために学び、自信をつけることを意識しています。（女性）
● あまり深く考えずに、今できることをやるようにしています。（経営者）

プレッシャーを感じた時は気持ちが重くなり、つい暗い気持ちになってしまいます。
そんな時は考え込まず、やるべきことをやるという回答を多く頂きました。

やることが多くてパニックになった時は、回答にあったように紙に書きだすのがおすすめです。
自分の頭の中を整理でき、客観的に考えることができます。

やるべきことが明確になれば行動力が高まり、プレッシャーで沈んだ気持ちを切り替えることができるでしょう。

自分に自信がなくなった時ほど、「自分にできるかな？」とプレッシャーを抱きやすくなります。

そんな時は施術の練習や勉強に励むことで自信が湧き、プレッシャーを味方につけることができるでしょう。

 

気持ちを切り替えて自分を奮い立たせる

● 「大丈夫、自分はできる！」と自分に言い聞かせて鼓舞しています。（女性）
● クヨクヨしないように前向きに考えます。また子どもと遊んで気持ちを切り替えています。（経営者）

プレッシャーを感じると気分が落ち込みやすくなります。
落ち込んだままでは良い仕事ができないので、特に施術中は気持ちを切り替えて前向きに取り組むことが重要です。

 

その他のプレッシャーを感じた時の対処法

● 先輩や周囲の仲間に話を聞いてもらいます。（経営者）
● プレッシャーを感じた時は暴飲暴食します。（男性）

プレッシャーを感じた時の対処法として、周りの人に話を聞いてもらうという回答もいただきました。

 

仕事でプレッシャーを感じて困った時、先輩や周りにいる仲間に相談することで解決策を得られるかもしれません。

 

もし明確な解決策が得られなくても、自分の気持ちや悩みを周りに聞いてもらうだけでも気持ちが少し楽になるものです。

 

人に話すことで状況を冷静に考えることができるので、自分を落ち着けることにもなります。その相手が先輩や上司であれば、経験から得た有益な方法を教えてくれるかもしれません。

 

またプレッシャーの対処法として暴飲暴食という回答もいただきました。
ストレスが溜まったり気分が落ち込んだりすると、食べたり飲んだりして気持ちを発散させる方もいるでしょう。

 

やりすぎると心身に影響が出る可能性があるので、暴飲暴食は頻繁にせず、たまに行うようにしましょう。

まとめ

美容師さんがプレッシャーを感じることやその対処法についてご紹介しました。
責任を持って仕事をする以上、どのようなお仕事でもプレッシャーを感じることはあるものです。

 

アンケート結果によると、現役美容師さんはお客様との関わりでプレッシャーを感じることが多く、深く考えずにやるべきことをやる、周りに相談するなどの対処法を持っていることがわかりました。

 

成長途中の若手美容師さん、自分の店舗を経営するオーナー美容師さんなどさまざまな立場があります。
同じ美容師さんでもその立場やお仕事によって、さまざまなプレッシャーと付き合っているようです。

 

プレッシャーは自分が成長するためにも必要ですが、一人で抱え込みすぎると苦しくなってしまいます。

 

今回ご紹介した対処法を参考に、自分なりの付き合い方を見つけることが大事です。

 

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