美容師の転職に役立つ!好印象を与える応募メールの書き方
美容室を転職しよう。
そう思った時に、求人サイトをみたり、求人情報をみて、気になる美容室があれば応募やサロン見学の問い合わせを最近はメールですることが増えてきています。
ただ、応募・問い合わせメールを一次面接みたいな捉えて見ている採用担当者の方もおられるので、メールを送る時点で採用はスタートしていると思ってメールを送らなければいけません。
ここでは、転職を成功に導いていただくために、応募・問い合わせの際に好印象を与えるメールの出し方をお伝えしたいと思います。
応募・問い合わせメールを読む人は忙しいからじっくり読まない!
すでにご存知の通り、美容師は非常に忙しい仕事です。採用担当者は店長だったりオーナーの場合が多く、基本的にはものすごく忙しい方ばかりです。
そんな忙しい方にメールをしっかりと読んでもらうためには、「おっ!」と思っていただけるメールを送る必要があります。
そうでなければ、ざっと読むので、アピールポイントを読んでもらえない可能性もあります。
誰に向けて応募・問い合わせメールを送るのか?という意識を持つことから、好印象を与えるメール作りが始まります。
好印象を与えるメール=礼儀正しいメールではない
もはや当たり前のことかもしれませんが、好印象を与える書き方というと、礼儀正しい言葉遣いで書いたメールと思う方もおられます。
確かに礼儀正しいことは大切です!
礼儀に欠ける人を採用してしまうとサロンの評判を損ねることになる可能性もあるので、礼儀や配慮がない場合、不採用と言っても過言ではありません。
だからこそ、礼儀は当たり前に必要なことであり、礼儀正しい=好印象というわけではありません。
好印象を与える応募・問い合わせメールの書き方
応募と問い合わせ(サロン見学等)では、メールの目的が違うので、ただ送る文面と細かなポイントは少し変わるので、具体的に記載していきたいと思います。
またここでは、求人サイトに掲載されている求人情報の、応募・お問い合わせフォームから送る際のメールを前提としております。
※求人サイト以外からメールを送る場合は、プロフィール(名前・連絡先など)を入れることを忘れないようにしましょう。
◆問い合わせメール(サロン見学等)編
お問い合わせをする際に大切なポイントは3つあります。
1、メールを送った目的を最初に書く
2、サロン見学はお願し、日程を合わせるスタンスが基本
3、プロフィールを入れてどんな人かわかるようにする
これを踏まえて、メールを作成してみましょう。
<サロン見学を依頼するメールの見本>
○○サロン
○○ ○○様(採用担当者名)
はじめまして。
私、○○と申します。
Joboon(求人サイト名)に掲載されている求人情報を拝見し、
カラーに強く撮影も強化されているところに魅力を感じました。
つきまして、サロン見学をさせていただきたく、メールいたしました。
お忙しいところ申し訳ありませんが、
サロン見学をさせていただけないでしょうか?
可能であれば、見学に伺っても大丈夫な日時の候補を、
2〜3お教えいただけると幸いです。
見学の際には営業の妨げにならないよう配慮いたしますので、
ご検討のほどよろしくお願い申しあげます。
<プロフィール>
名前:
年齢:
住所:
連絡先:
現在のサロン:
現在のポジション:
得意なこと:
どれだけ熱意があっても、お問い合わせメールで想いをズラズラと書くのは、メールを見る方への配慮ができていないという見方をされることもあります。
お客様への対応も、配慮がないんじゃないか?と思われる可能性もゼロではありません。
簡潔に目的を伝え、サロン見学はお願いをするスタンスで書き、誰なのかわかるようにプロフィールを入れると、読み手にとって読みやすいメールとなるため好まれます。
◆応募メール編
応募メールを作成する際のポイントは4つあります。
1、応募の意思表示をする
2、簡単な自己紹介を兼ねた応募理由を入れる
3、面接をお願いするスタンスが基本
4、詳細プロフィールがあると良い
これらのポイントを踏まえてメールを作成してみましょう。
<応募メールの見本>
○○サロン
○○ ○○様(採用担当者名)
はじめまして。
私、○○と申します。
Joboon(求人サイト名)に掲載されている求人情報を拝見し、
応募をさせていただきたいと思いメールを差し上げました。
現在、○○美容専門学校を卒業したあと、
神戸市のサロンでアシスタント3年、
スタイリスト1年で合計4年勤めてきました。
今のサロンはカットが強く、非常に良いサロンですが、
カラーに対しての想いの方が強くなってきたため、
こだわってカラーをしているサロンで働きたいと次第に考えるようになり、
カラーに強く撮影にも力を入れている貴社(貴サロン)に魅力を感じました。
ぜひ面接の機会をいただきたく思います。
お忙しい中お読みいただきありがとうございます。
恐縮ではございますが、ご返信いただけると幸いです。
どうぞ、よろしくお願い申しあげます。
<詳しいプロフィール>
名前:
年齢:
住所:
連絡先:
現在のサロン:
現在のポジション:
得意なこと:
※ポートフォリオや実績のわかるものがあれば、ここに入れるとよりアピールになる。
問い合わせメール同様に、応募メールを読む方は非常に忙しい方です。
そのため、まず目的は何かをハッキリと書くことで、読みやすくなり好印象を与えます。また、応募理由は更に明確かつ具体的で簡潔に書かれていると更に好印象を与えます。
また、プロフィールを入れる理由は、応募メールは一時面接みたいなもののため、年齢・性別・今やっていること・得意なこと・実績などを入れることで、判断をつけやすくなります。
好印象を与える応募・お問い合わせメールのコツは配慮
応募・お問い合わせメールを見る方は非常に忙しい方のため、配慮をすることが大切です。
特に、今の時代、採用をしたいサロンは多いけど、なかなか応募者がこなくて困っているサロンが多いため、応募者の売り手市場と言われています。
しかし、応募や問い合わせをする先のサロンが人で困っているかどうかはわかりません。あなたが応募をしたい!と思ったからには何かしらの魅力があるサロンなので、少なくとも応募がきているサロンということになります。
だからこそ、他の応募者よりもしっかりと配慮ができ、目的や理由が明確かつ簡潔で、どんな人なのかのイメージができそうなメールを送ることで、採用側も好印象を持ち対応しやすくなるかと思います。
採用者も人間なので、いつもお客様に接するように丁寧に配慮を心がけると、それに応えてくれると思います。
ぜひ参考にしていただけると幸いです。