【現役美容師アンケート】ポータルサイトは何を使っている?運用の工夫もご紹介
「美容室でどのようなポータルサイトを使っているのかな?」
「ポータルサイトで予約は取れる?運用の工夫を知りたい」
とお悩みの美容師さんへ。
集客ツールとして美容室では定番のポータルサイト。
すでに導入している美容室も多いのではないでしょうか。
しかし「他のポータルサイトに変えてみようかな?」「ポータルサイトを運営するコツがわからない」と悩んでいる美容師さんも多いものです。
そこで今回は現役美容師さんに、美容室で実際に使っているポータルサイトやお客様の割合、運営のコツを聞いてみました。
ぜひ、美容室のポータルサイト運営の参考になさってください。
現在の美容室で使っているポータルサイトを教えてください
・ホットペッパービューティー…6件
・Googleビジネスプロフィール…2件
・Yahoo!プレイス…1件
・なし…1件
美容室のポータルサイトで最も使われていたのは、ホットペッパービューティーでした。
ネームバリューがあるホットペッパービューティーは掲載数・利用者数が多く、SEO対策もされているので検索上位に上がりやすいツールです。
美容室としては、定番といえるツールでしょう。
Googleが展開する「Googleビジネスプロフィール」は、無料で利用できます。
また検索で上位表示されやすく、口コミが増えれば美容室の信頼性を高めることも可能です。
さらに、Googleマップで店舗検索しているユーザーに直接PRしたり予約を取ったりできる点も魅力です。
「Yahoo!プレイス」は、Yahoo!検索やYahoo!マップで検索したユーザーにPRすることができます。
Yahoo!の会員数は多くさらに無料で利用できるので、宣伝費をかけられない美容室にもおすすめです。
ポータルサイト経由で予約されるお客様の割合はどれくらいですか?
ポータルサイト経由で予約されるお客様の割合についてアンケートを取ったところ、割合・人数で回答をいただきましたのでそれぞれに分けてご紹介します。
割合
ポータルサイトから予約するお客様の割合は、10%・80%という回答をいただきました。
美容室によって、ポータルサイトからの利用率は大きく異なることがわかります。
お客様の年齢層も大きく影響するポータルサイトは、スマホを日常的に使う若い方が多いようです。
また、美容室によっては電話や来店時に次回の予約をして帰る方が多く、結果的にポータルサイトの予約率にも影響します。
人数
人数にして20人前後のお客様が、ポータルサイトを使っているという回答をいただきました。
また美容室によってはポータルサイトを使っていない(=0人)、という回答をいただきました。
ポータルサイトに載せる情報で工夫しているポイントを教えてください
美容室のポータルサイトに載せる情報で工夫しているポイントについてアンケートを取ったところ、以下の回答をいただきました。
・コンセプトやこだわりが伝わるようにしている
・ブログを工夫している
それぞれについて、順番に解説します。
コンセプトやこだわりが伝わるようにしている
美容室のポータルサイトでは、コンセプトやこだわりが伝わるようにしているという回答を最も多くいただきました。
ポータルサイトではいくつもの美容室が一覧で表示されることが多く、差別化を図らなければなりません。
そのためコンセプトやこだわりが伝わるように工夫することで、ターゲットとするお客様の来店率が上がるでしょう。
ブログを工夫している
ポータルサイトの多くはブログを書くことができ、その美容室の様子や具体的な施術内容を伝えることができます。
メニュー表などでは伝えきれないお店の雰囲気や施術の様子、技術や薬剤へのこだわりなどをブログに書くことで、はじめての人もイメージしやすく予約率アップにつながります。
その他で工夫していること
その他のポータルサイトで工夫していることとして、お店でできることを書くという回答をいただきました。
カットやカラー以外のメニューは美容室によってさまざまで、それらを希望している方はお店選びに困っているかもしれません。
ポータルサイトを見ているお客様の多くは新規の方ですから、できることを明確に伝えることも工夫の1つです。
またポータルサイトを使わず、既存のお客様のサービスに費用を充てているという回答もいただきました。
既存のお客様が継続して通ってくれれば、新規に費用をかけなくても予約が確保できるでしょう。
ポータルサイト運用において注意していることはありますか?
美容室におけるポータルサイトの運用において注意していることを聞いたところ、以下の回答をいただきました。
・継続させること
・複雑にしないこと
・分かりやすさ・選びやすさを重視したメニュー展開にしている
それぞれについて、順番に解説します。
継続させること
複雑にしないこと
分かりやすさ・選びやすさを重視したメニュー展開にしている
ポータルサイトの運用の注意点について伺うと、上記のような回答をいただきました。
ポータルサイトの配信クーポンやブログなどは、情報が古いとユーザーの興味を引きません。
コツコツと継続して運用することで、新規ユーザーの目に留まりやすくなるでしょう。
またポータルサイトを閲覧しているユーザーは、一度にたくさんの美容室を見ています。
複雑だと読む気がなくなってしまうので、端的かつわかりやすい情報がポイントのようです。
ターゲットが女性・男性でも運用のポイントは変わります。
女性は選ぶ楽しさを重視する傾向が強く、女性をターゲットとしている美容室はメニューを多く展開するのが有効です。
一方で男性はメニューが多いと「めんどくさい」と思いがちなので、シンプルかつわかりやすいメニュー・クーポン展開がおすすめです。
まとめ
美容室のポータルサイトについて、実際に利用しているサイトや予約の数、運用のポイントなどをご紹介しました。
ポータルサイトについて悩んでいる美容師さんは、ぜひ参考になさってください。
大阪・神戸など関西の美容師求人サイトをご紹介しているJOBOON(ジョブーン)では、美容師さんの就職・転職やお悩み解決に役立つコラムを掲載しているので、ぜひ参考にしてください。