【現役美容師アンケート】美容室で公式LINEを活用すべき?活用率と有効な活用方法をご紹介
「美容室で公式LINEを導入するべきか悩んでいる」
「公式LINEでどんな内容を配信すれば集客に効果的だろう?」
とお考えの美容師さんへ。
美容室では公式LINEの導入が進んでいます。
メールや電話よりも顧客側の心理的なハードルが低く、うまく活用できれば集客効果のアップが期待できます。
今回は美容室における公式LINEの活用について、現役美容師さんに聞いたアンケート結果をご紹介します。
美容室で公式LINEを導入するメリット・デメリットも解説しますので、導入を悩んでいる美容師さんはぜひ最後までお読みください。
美容室でLINEを活用していますか?
現役美容師さんに美容室でLINEを導入しているかアンケートを取ったところ、以下の回答となりました。
・はい:6名
・いいえ:1名
上記の通り、ほとんどの美容室でLINEを導入していることがわかりました。
お客様のほとんどがスマートフォンを持つ時代となり、メールや電話よりも使用率が高いLINEが集客ツールとして有効になってきているようです。
美容室のLINEは誰が返信していますか?
美容室の公式LINEアカウントを導入すれば、スタッフの誰かが管理する必要があります。
LINEから問い合わせがあった際、美容室で誰が返信しているのかアンケートを取ったところ以下の回答をいただきました。
・すべて店長が対応している
・お客様の担当美容師がそれぞれ返信している
それぞれについて、順番に解説します。
すべて店長が対応している
美容室の公式LINEの返信は、店長が対応しているという回答をいただきました。
これは美容室の規模も大きく影響しており、店長+1~2名のアットホームな美容室なら最もお店にいる時間が長い店長が対応するケースが多いでしょう。
お客様の担当美容師がそれぞれ返信している
美容室における公式LINEの返信について多かった回答は、担当の美容師が各自で返信するというものでした。
スタッフの数がある程度多いとお客様の数も増え、1人での返信は難しくなります。
LINEを利用するのは既存のお客様がほとんどですから、担当者が対応することでより質の高い対応ができるでしょう。
美容室で有効だと感じた公式LINEの活用方法を教えてください
美容室で有効だと感じたLINEの活用方法についてアンケートを取ったところ、以下の回答をいただきました。
・旬な情報やイベント情報の発信
・LINEクーポンの配信
・予約管理の効率化
それぞれについて、順番に解説します。
旬な情報やイベント情報の発信
公式LINEの導入で、情報配信やイベント告知が効率的になったという回答をいただきました。
お客様は日ごろからLINEを頻繁に使っている方が多く、公式LINEの方がDMやメルマガより情報を見てもらいやすくなります。
紙のDMならハガキを買いに行き、手書きでメッセージを書いて、発送しなければなりませんが、LINEならそれらの手間がかかりません。
イベントなど広く告知したい情報は、特にLINEとの相性が良いでしょう。
LINEクーポンの配信
LINE公式アカウントでは、クーポンを配信することができます。
特定の条件で配信するユーザーを絞り込むこともできますので、「2カ月前に来店したユーザーのみ」など戦略的なアプローチも可能です。
個別のアフターフォロー
公式LINEなら、チャットのような手軽さでお客様とやり取りができます。
写真や動画も共有しやすく、過去に施術した画像などをトークルームにアップすることで、より手厚く来店前のカウンセリングや来店後のアフターフォローができる点も魅力です。
予約管理の効率化
美容室で公式LINEを導入することで、予約の電話が鳴らなくなった・予約管理がスムーズになったという回答もいただきました。
特に少人数または個人で運営している美容室だと、電話対応も大変です。
施術中だと対応できないことも多く、予約の取りこぼしに直結してしまいます。
公式LINEならお客様はもちろん美容室の手間も省けるので、より効率的に集客できます。
上記のように、公式LINEを導入した美容室では情報配信やアフターフォロー、予約管理の効率化などで活用によるメリットがあるという回答をいただきました。
そのほかにもメリット・デメリットがありますので、次で解説します。
美容室でLINEを導入するメリット・デメリットとは
美容室でLINEを導入するメリット・デメリットは、以下が挙げられます。
メリット
1:顧客情報をデータとして収集できる
2:告知や情報配信を効果的に行うことができる
3:予約のハードルが下がる
デメリット
1:美容室側からやり取りを始められない
2:文字制限がある
それぞれについて、順番に解説します。
メリット1:顧客情報をデータとして収集できる
LINE公式アカウントは、管理画面の「分析」よりデータを確認したり、メッセージ配信の開封数を確認したりできます。
また「ノート」機能でお客様の特徴やオーダー履歴といった情報を残したり、担当者をタグ付けしたりとデータを効率的に収集・活用できる機能があり、集客や予約管理に効果的です。
メリット2:告知や情報配信を効果的に行うことができる
公式LINEアカウントなら、メッセージとしてテキストやスタンプだけでなく、画像やテキストなどを1つのバナーのようにまとめることができ、より効果的に告知・情報配信が行えます。
メルマガよりも気軽にチェックしてもらえるので、毎週・毎月メルマガの長い文章を考える必要もありません。
性別や年齢・友だち登録している期間やエリアを絞り込めるので、よりターゲットを絞って情報配信することもできます。
メリット3:予約のハードルが下がる
LINEは、多くの顧客が毎日頻繁に使っているツールです。
ポータルサイトなら予約するためだけにログインする必要がありますが、LINEは1日に何度も利用するので公式LINEへのアクセスも手軽で、予約のハードルが下がります。
お客様が美容室に問い合わせしたい時も、電話やメールよりも、LINEのトークルームの方が心理的にハードルが低くなります。
特に10~20代の若い方が顧客に多いなら、LINEの方が効果的です。
デメリット1:美容室側からやり取りを始められない
公式LINEは1:1のチャット形式であり、友だち側(=顧客側)がアクションを起こさなければトークを始められません。
友だち追加だけだとやり取りをスタートできない点は、公式LINEのデメリットの1つです。
対策として、LINE公式アカウントを追加したときに自動配信される「あいさつメッセージ」があります。
「追加ありがとうございます」などのメッセージを自動配信すること、公式アカウント側からメッセージを送ることができ、アカウントのブロック対策にも効果的です。
デメリット2:文字制限がある
公式LINEのメッセージ配信では、1つの吹き出しに500文字、通常のメッセージ配信なら1,500文字という制限があります。
日ごろ2,000文字程度の長めのメルマガを書いている方は、文字数制限が苦になるかもしれません。
まとめ
美容室におけるLINEの活用について、返信する人や効果があった配信、活用するメリット・デメリットを解説しました。
スマートフォンユーザーの多くが導入しているLINEは、美容室における集客にも効果的です。
導入を考えている美容師さんは、ぜひ今回のアンケート結果を参考にしてみてください。
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