長く働けるサロンがいいですか？色々なサロンで働きたいですか？（後編）

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働くサロンを探すにあたって、技術面でのキャリアではなく、組織としてのキャリアを見つめ、あなたはどのような働き方を描いているのかを再確認してもらうために、６つのポイントをご紹介しております。

前編のポイント１～３に続き、後編のポイント４～６をご紹介いたします。

 

どうぞご覧ください。

 

６つのポイント（４～６）

 

４．理解から生まれる成長

長期間に渡りあなたの姿を見てきた同僚や上司たちは、思うよりも自分のことを知ってくれているものです。そんな理解してくれている人たちは、自分では気づかないことを指摘してくれたり、信頼できるアドバイスをくれたりします。

時には、痛いことをつかれることもありますが、それは、成長する過程で、効果的に自分の弱点を克服していくチャンスになります。人は人の中で成長していきます。時間を重ね様々なシーンを共にし、理解を深めてきた仲間が出来ていくことは、あなたの充実度を高めてくれることでしょう。

同僚や上司と上手くいかず愚痴を嘆くこともあるかと思いますが、そんな時こそ話してみることで、その人の違った背景が見えてくるかもしれません。

 

 

５．環境の選択

自ら働く環境を変えなくても、長年同じサロンで働く中には、人・制度・仕組みなど様々な変化がおとずれます。長年勤務していく人の多くは、この変化に適応しながら成長しています。そうやって成長していく中で、順応性が身についていきます。その環境の中で、色々と試して自分が情熱をもって働けるスタイルを築き上げる事ができるでしょう。様々なサロンで働き、それぞれのスタイルを体験し築き上げていく。同じ環境の中で変化に対応しながら築き上げていく。あなたはどのような働き方を目指していますか？

 

 

６．継続と粘り強さはプロフェッショナルに近づける

継続していれば、必ず「壁」が立ちはだかるときがあります。その時辞めてしまうことは簡単ですが、そこで辞めずに問題を見出し解決する方法を見つけることができると、現状を変える能力が身につきます。試行錯誤で試して失敗し、また新しい方法を試してみる。そうやって粘り強く積み重ねていくことは、プロフェッショナルに近づくことにも繋がります。

 

 

以上、６つのポイントをあげました。

 

 

「長く働く」「色々なお店で働く」いずれにせよ、共通することは、「キャリアを磨けているか！」という美容師として、人として市場価値があるかということです。

長く働くことで怠慢し、意欲が薄れてしまうとよくないですし、転々と無計画に職を変え、何も成長してないのもよくありません。

自分の市場価値を高めていれば、時間枠は関係なくなるでしょう。

 

仕事探しをする今、あなたはどのような美容師になりたいと思っていて、どのような働き方が必要なのでしょうか。

美容室の就職・転職をしている今だからこそ、ぜひ一度じっくりと考えてみてください。